KUNO Takashi

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2012年 12月 31日 ( 1 )


2012年 12月 31日

大晦日

年末年始の冬山登山者の入山のニュースを聞くたびに
登山から遠ざかったいまも毎年この時期 正月の山の天気が気になりだす
仲間と登った厳冬期の劔岳の記憶もよみがえる
チンネの登攀、蒼氷の岩陵縦走、ラッセル、ドカ雪の嵐で雪洞に閉じ込められたことなどなど……
不安や恐怖 厳しい経験もしたがそんな中で自然と共鳴する瞬間がたまらない
苦しい経験をしてもまたあの自然との共鳴に近づきたくまたあの山にいきたくなる
ずば抜けた技術体力を持ち合わせても人一人ができることってしれている
無力感に打ちのめされることも
でも山の神さんのいるところに近づいてみたい自然と共鳴してみたい……
山の世界も もの作りの世界も同じ
謙虚な気持ちで偉大な自然からより深い共鳴をいただきたいと感じる
今日からまた冬型気圧配置のために山では相当荒れそうだ




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画像は私が二十歳の年の大晦日の日
仲間三人と越中 劔岳小窓尾根を攀じっているところ(photo 大ヶ谷宗一「劔岳讃歌」より)
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by kunohan | 2012-12-31 02:10 | 雑感